不妊症のはじめの一歩
35歳までに結婚と出産・・
何となく、子どもを産むなら35歳までに結婚・・とアラサーを迎えて
31歳でスピード婚したものの、仕事も忙しいし、子どもはどうかな・・
と、思っていた私も、夫の転勤が決まり、サラリーマンを退職し、
北海道で妊活をすべく、一年前に産婦人科を受診しました。
半年もすれば普通に妊娠すると思っていましたが、それから約一年以上、
妊娠に至っておらず、35歳まであと数ヶ月を迎えました。
日本産科婦人科学会のHPによると、
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。
とあり、受診当時も思えば不妊でしたが、避妊していた時期もあったし・・と、当時は不妊を認めていませんでした。
その後、初期検査(ホルモン検査、超音波、卵管造影剤検査)を経て異常なし、病院へ通うタイミングに北海道に居なかったりで、通院をやめて、排卵予測アプリと排卵チェッカーを使って一年ほど取り組みました。
35歳以上の友人に体外受精に取り組んでいる人が多かったこともあり、やっぱり35歳をすぎると妊娠ってしづらいものなんだなぁと思いつつ、自分は妊娠するだろうとどこかで思っていました。
しかし、いよいよ34歳中の妊娠が難しくなってきたタイミングからネット検索や知人のささいなコメントで焦りと不安の渦がやってくるようになりました。
<妊娠への焦り・不安とストレスを生むキッカケ>
- ネットで妊娠初期症状を検索して期待する
- 不妊治療を検索して、ブログやネット記事を読みまくる
- 排卵日後のお酒やカフェインの摂取に敏感になりすぎる
- 自分より後に結婚した友人の懐妊報告
- 目上の人の「子どもはまだなの?」とか「一人は産んだ方が良い、早くした方が良い」といった心配風アドバイス
などなど。自己流タイミング法ではダメだ!先月、ようやく私は”不妊症”ということを認めて本格的に妊活に取り組むことにしました。
”不妊症”という言葉が辛い
夫の初期検査は問題ないこともあり、私に問題があるのかなと思う反面、
私は”不妊症”なんだと思うと、自分に欠陥があると感じ、どうしようもなく悲しくなりました。それに追い打ちをかけるように、目上の人たちからの「お子さんは?」という何気ない言葉に苛立つようになりました。
しかし数ヶ月前、夫から
と言われたことと、
長く不妊の原因不明で体外受精して着床しなかったに友人が治療をやめたら、すぐに自然妊娠したとの吉報で、とても気持ちが軽くなりました。
また”35歳までには・・”が叶えられなくなった今、20代後半から囚われていた
「35歳までには呪縛」から解放されたように思います。
先月、一年ぶりに通院した時、先生がにっこり「よし!また頑張ろうっ!」
と声をかけてくれたことに、本当に勇気づけられました。
そして、今月からクロミッド(排卵誘発剤)の服用をはじめました。
これからは先生に身を委ねてマイペースに取り組んでいこうと思います。
それぞれの人生=それぞれのタイミング
焦らず、焦らず。