転勤妻の妊活日記

夫の転勤を機に北海道と神奈川を往復しながら妊活中。

排卵誘発剤(クロミッド)1回目

今までの診断では特に異常がなく、基礎体温、超音波検査を見ても排卵しているとのこと。

それでも先月、排卵誘発剤クロミッド)を処方されました。

 

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クロミッドとは

クロミッドは商品名で、成分はクエン酸クロミフェン。

この成分は脳に働きかけて、性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン)の分泌を増やす作用があり、この十分な性腺刺激ホルモンにより卵胞が大きく育ち、排卵できるようになるそうです。

 

期待される成果

「一般的にクロミッド排卵していない人に使われますが、排卵している人でも内服することにより成熟卵が出来やすく約6%妊娠率があがるといわれています。排卵障害のみの患者さんにクロミッド排卵を誘発した場合、6か月の累計妊娠率は60~75%に達します。」

(愛育会 福田病院の記事から抜粋)

 

私の服用方法

生理5日目から1日1錠を5日間服用、生理開始日から10日〜14日で病院に来るようにとのことでした。

 

服用による症状

服用して3日目あたりに、顔に1,2個ニキビが出て、8日目の夜に生理痛のような腰痛があり、卵巣あたり?が痛みました。今まで排卵痛は特に感じたことがなかったので、

一応クロミッドが効いているのかなと思いました。

 

経過観察

<通院1>

生理開始から11日目に通院。超音波でいくつかの卵胞の膨らみを確認、その中でも直径22mm,24mmほどに膨らんでいる卵胞が2日後あたりに排卵すると思うとのこと。今日から2日目、4日目あたりは頑張るようにとのことでした。

<通院2>

通院1から12日目に超音波で排卵後の卵胞を確認、子宮の状態も良いとのこと。生理が来なかった場合の通院日と、来た場合にはクロミッドを服用するようにとのことでした。この日はE2(エラストラジオール)とプロゲステロン、プロラクチンを測る採血もしました。

 

クロミッドの副作用や欠点

多胎妊娠(5%)下腹部の張りや痛み(卵巣過刺激症候群)・発疹・目のかすみ・頭痛・悪心・吐き気・食欲不振・口が渇く・顔面潮紅

があるようで、長く服用すると頸管粘液が減少したり、子宮の内膜が薄くなって、受精や着床に不都合になるそうです。

 

通院2で先生から「この先、妊娠しなかった場合、人工授精も考えるか」と。

遠いところにあると思っていた「人工授精」。

進んでいく治療に心のペースを揃えることもちょっと大変な今日この頃です。

 

 

卵巣年齢?AMH検査結果

本日、一週間前に受けたアンチミューラリアンホルモン(AMH)をはかる

検査結果を聞いてきました!

 

AMH検査とは

アンチミューラリアン・ホルモン(抗ミュラー管ホルモン)測定検査のこと。AMHの数値は卵巣内にどのくらいの卵の数が残っているか(卵巣予備能力)を反映することから、不妊治療選択の目安や閉経年齢の予測などに使用されている。


卵巣内の卵子の数は、妊娠5~6カ月の胎児の時が600万~700万個で最も多く、出生時には200万個に減少し、7歳で30万個、35歳で5万個に減少する。そして、50歳で1000個程度となり閉経を迎える。


このように、加齢とともに卵子の数は減少する傾向があるが、必ずしも年齢に比例してAMH値が低くなるとは限らない。同年齢の女性を比べたところ、人により卵胞数の減少状態が異なっていたという報告もあり、個人差が大きいことが明らかになっている。

コトバンク>知恵蔵より抜粋)

 

検査方法は血液検査で、保険適用外のため8000円ほどでした。

検査時期はいつでもできる(生理中でもOK)そうです。

 

私の結果は 3.60ng/mL で、参考基準値年齢からすると30~31歳の間くらい!

 

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AMH参考基準値

3、4歳も若い!と喜んでいましたが、、ネットで調べると

 

【判定上の留意事項】
日本産科婦人科学会 生殖・内分泌委員会 生殖医療リスクマネージメント小委員会の報告では、AMH測定に際して留意すべき事項として次の 4 項目が挙げられています。

  1. AMH は卵子の質とは関連しない。
  2. AMH の測定値は個人差が大きく、若年女性でも低い場合や高齢女性でも高い場合があり、測定値からいわゆる「卵巣年齢」の推定はできない。
  3. 測定値と妊娠する可能性とは直接的な関連はなく、測定値から「妊娠できる可能性」を判定するのは不適切と考えられる。
  4. 測定値が低い場合でも「閉経が早い」という断定はできない。

 

とあり、AMHの参考基準値年齢=卵巣年齢でもないのかと。

この数値はあくまでも

同じ年齢層に比べ、卵巣予備能力が多いか少ないかを判断するもの

のようです。

 

先生はきっとこの数値を見て治療方法を考えてくれてるんだなと。

 

本日排卵直後とのことで、何とか着床してくれますように・・

 

 

 

↓↓AMH検査については浅田レディースクリニックさんの記事がわかり易かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不妊症のはじめの一歩

35歳までに結婚と出産・・

 

何となく、子どもを産むなら35歳までに結婚・・とアラサーを迎えて

31歳でスピード婚したものの、仕事も忙しいし、子どもはどうかな・・

と、思っていた私も、夫の転勤が決まり、サラリーマンを退職し、

北海道で妊活をすべく、一年前に産婦人科を受診しました。

半年もすれば普通に妊娠すると思っていましたが、それから約一年以上、

妊娠に至っておらず、35歳まであと数ヶ月を迎えました。

 

日本産科婦人科学会のHPによると、

 

不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。

 

とあり、受診当時も思えば不妊でしたが、避妊していた時期もあったし・・と、当時は不妊を認めていませんでした。

その後、初期検査(ホルモン検査、超音波、卵管造影剤検査)を経て異常なし、病院へ通うタイミングに北海道に居なかったりで、通院をやめて、排卵予測アプリと排卵チェッカーを使って一年ほど取り組みました。

 

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排卵・妊娠チェッカー

 
 35歳以上の友人に体外受精に取り組んでいる人が多かったこともあり、やっぱり35歳をすぎると妊娠ってしづらいものなんだなぁと思いつつ、自分は妊娠するだろうとどこかで思っていました。

しかし、いよいよ34歳中の妊娠が難しくなってきたタイミングからネット検索や知人のささいなコメントで焦りと不安の渦がやってくるようになりました。

 

<妊娠への焦り・不安とストレスを生むキッカケ>

  • ネットで妊娠初期症状を検索して期待する
  • 不妊治療を検索して、ブログやネット記事を読みまくる
  • 排卵日後のお酒やカフェインの摂取に敏感になりすぎる
  • 自分より後に結婚した友人の懐妊報告
  • 目上の人の「子どもはまだなの?」とか「一人は産んだ方が良い、早くした方が良い」といった心配風アドバイス

などなど。自己流タイミング法ではダメだ!先月、ようやく私は”不妊症”ということを認めて本格的に妊活に取り組むことにしました。

 

 

不妊症”という言葉が辛い

 

夫の初期検査は問題ないこともあり、私に問題があるのかなと思う反面、

私は”不妊症”なんだと思うと、自分に欠陥があると感じ、どうしようもなく悲しくなりました。それに追い打ちをかけるように、目上の人たちからの「お子さんは?」という何気ない言葉に苛立つようになりました。

 

しかし数ヶ月前、夫から

 

不妊症って”不妊という状態”ってことでしょ?」

 

と言われたことと、

長く不妊の原因不明で体外受精して着床しなかったに友人が治療をやめたら、すぐに自然妊娠したとの吉報で、とても気持ちが軽くなりました。

 

また”35歳までには・・”が叶えられなくなった今、20代後半から囚われていた

「35歳までには呪縛」から解放されたように思います。

 

先月、一年ぶりに通院した時、先生がにっこり「よし!また頑張ろうっ!」

と声をかけてくれたことに、本当に勇気づけられました。

そして、今月からクロミッド排卵誘発剤)の服用をはじめました。

これからは先生に身を委ねてマイペースに取り組んでいこうと思います。

 

それぞれの人生=それぞれのタイミング

 

焦らず、焦らず。